英検5級のレベルや合格点をどこよりも詳しく解説!厳選単語50語や過去問や対策も紹介


英語を学び始めた子供が、どれくらいの英語力を身につけたのか、知りたいと思ったことはありませんか?

大人、子供を問わず、新しいことを始めた際には、それをどれくらい身につけ、どれくらいの実力なのかを知りたいと思うものですよね。

英語において、それを測る役割を果たすのが、英検5級のテストです。
英検5級のテストは、英語を学び始めた方のレベルや現在地を把握し、対策を練ることで、更なる高みにステップアップしていくのに、欠かせないテストです。

この記事では、英検5級のレベルや、試験内容や合格点を紹介すると同時に、合格に向けた4つの対策、合格に必要な厳選単語50語、過去問をご紹介します。
この記事を読んでいただければ、英検5級の全体像を把握し、合格に向けた万全の準備を行うことができます。

英検5級のレベルは?

公益財団法人日本英語検定協会(以下英検)によると、英検5級は、英語を学び始めた人の最初の目標となり、英語の基礎固めに最適な級とされています。
そのレベルの目安は[中学初級程度]です。(参考:公益財団法人日本英語検定協会より各級の目安)

文部科学省が平成29年7月に出した、「小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語活動・外国語編」によると、小学校3年~6年生で指導される単語数(語彙数)は、600~700語とされています。

まとめると英検5級のレベルは以下になります。

中学校初級程度(小学校卒業程度)で、600~700語の語彙力が必要

過去の受験状況を見ると、2018年の、小学生以下の英検(含英検IBA、英検Jr.)志願者は414,502人で、前年比103%となっています。(参考:公益財団法人日本英語検定協会受験の状況より受験の状況)

志願者数が上記3種類のテストの合計であり、受験する級の内訳が公表されていないため、一概には言えませんが、英検5級を受験する小学生の人数は増加傾向にあり、一定の合格者がいることが想像されます。

そういう意味では、英検5級は、しっかりと準備すれば小学生でも十分合格可能なテストであると言えます。

これまでウチの子(小5)に特別な英語教育はさせてこなかったけど、ちゃんと対策すれば小学生でも英検5級に無理なく合格を狙えるのね。

試験内容は?

それでは、実際の英検5級の試験内容を見てみましょう。
以下にまとめたので、ご確認ください。

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数 問題文
種類
解答
形式
リーディング 短文の語句穴埋め問題 文脈に合う適切な語句を補う。 15 短文、
会話文
4択
会話文の語句穴埋め問題 会話文の空所に適切な文や語句を補う。 5 会話文
日本文付き短文の語句並べ替え 日本文を読み、その意味に合うように与えられた語句を並べ替える。 5 短文
リスニング 会話の応答文選択問題 会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。 10 会話文 3択
会話の内容一致選択問題 会話の内容に関する質問に答える。 5 4択
イラストの内容一致問題 短文を聞いて、イラストの動作や状況を表すものを選ぶ。 10 短文 3択

(参考:公益財団法人日本英語検定協会より5級の試験内容)

試験時間は、筆記(リーディング)25分、リスニング20分の計55分です。

英検5級は、リーディング、リスニングの2技能のスコアで合否を判定します。

リーディング、リスニング共に25問ずつ出題され、主に家庭や学校など、身近な話題に関する問題が出題されます。

初歩的な英語を理解して、それを使って表現することができるかを見られているということだね。

配点や合格点は?

英検のスコアは、英検が独自に統計的手法を用いて算出した、英検CSEスコアというもので採点されます。

英検CSEスコアは、国際標準規格に対応し、技能別にスコアが表示されることから、客観的に英語力を評価することができるというメリットがあります。

英検5級は、リーディング、リスニングの2つの技能で合否の判定が行われ、各技能425点満点、計850点満点のテストです。850点中419点以上が合格となります。

技能 満点 合格点
リーディング 425 419
リスニング 425
合計 850 419

満点と合格点を見ると、英検5級に合格するには、リーディング、リスニング共に、バランス良く正答する必要があることがわかるね。

合格への4つの対策

津田塾大学学芸学部の稲垣善律准教授曰く、英語を効率よく勉強するには[自分の学習プロセス全体を自身で管理する]ことが大切です。(参考:津田塾大学plum gardenより「先生、あの話をしてください 第二言語習得の研究者に聞いた、効果的な英語学習法」)

[具体的な目標を立て、目標に対する能力を分析し、足りないものを見極める。それを達成するための計画を立て、実行する。それを修正しながら、ゴールに向け繰り返す。]

まさに、ビジネスにおけるPDCAサイクルと同じですね。

英語の学習に限らず、とても当たり前のことのようですが、この当たり前のことを繰り返し行うことがとても難しいですよね。

ここでは、英検5級の合格という目標に対する4つの対策をご紹介するので、ぜひ繰り返し行ってみてください。

リーディングの対策1 | 英文に慣れる

リーディングテストは、25分間で、25問の問題を集中して解答しなければなりません。そのためには、普段から英語に慣れておく必要があります。

英文の一つ一つの単語を、正確に理解することも大切ではありますが、英文に慣れるということが目的なので、まずは、意味は大体の理解で良いので、なるべく多くの英文に触れるようにしましょう。

人間は、情報量が多いと理解が深まるので、英文を読む際には、音読することをおすすめします。視覚のみならず、耳からも情報をインプットされることにより、英文の構成、目的語の有無など、細かいところまで目が届くようになります。

また、英文を読むことに慣れてくると、読むスピードが速くなるので、制限時間があるリーディングのテストの対策として、非常に有効です。

リーディングの対策2 | 単語と一緒に前置詞と熟語も覚える

2019年の3回分のテストを調べたところ、大問1の短文の穴埋め問題15問のうち、前置詞と熟語に関する問題が、平均で約4問出題されています。
また、大問3の短文の並べ替え問題でも、1問程度熟語を知らないと解答できない問題が出題されています。

つまり、リーディングテスト全25問のうち、1/5の約5問が、前置詞や熟語に関する問題というわけです。

英検5級のテストに合格するために最も大切なことは、単語力(語彙力)をつけることなのですが、単語を覚える際には、その単語だけではなく、その単語の前後にある前置詞や、関連する熟語も同時に覚えるようにしましょう。

出題されやすい前置詞例:

A: Where is Tom?
B: He is (    ) his room.

(1)in         (2)on      (3)over     (4)by                答え:(1)

※in one’s room(部屋にいる)の穴埋め問題は、直近2回のテストで出題されていましたので、絶対間違えない様に、必ず押さえておきましょう!

出題されやすい熟語例:

①go ~ing

※[go +動詞ing形]で、[~しに行く]という意味です。go shoppingや、go swimmingなど、ほぼ毎回出題されています。出題されていない時も問題文に入っているので必ず覚えておきましょう。

②get up

※get upは[起きる]という意味ですが、穴埋め問題でupが隠れている問題や、並べ替え問題で出題されたこともありました。[go to bed/寝る]と合わせて覚えておくようにしましょう。

単語のみならず、前置詞や熟語も同時に覚えると、語彙力を増やすことができます。語彙力の有無が、英検5級の合否に多く作用するので、ここは必ず押さえておきましょう!

リスニングの対策1 | 質問の文頭の言葉を聞き取る

2019年に行われた全3回の過去問を調査しところ、リスニングテスト第1部の、会話の応答として正しい言葉を選択する問題全10問のうち6問が、Who(誰が)、When(いつ)、Where(どこで)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)といった、5W1Hについての問題でした。

これは、文頭の言葉を聞き取ることができれば、6割の問題は、正答できる可能性が高まるということを意味します。

質問の文頭の言葉を聞き取ることができれば、質問の意味が分からなかったり、解答が分からなかったとしても、答えを想像することができるので、聞き逃さないようにしましょう。

例題

2019年3回目 リスニング第1部No.8


Q: When is your sister’s birthday?
A: (1) Five years old. (2)A cake. (3)In March.
(出典:公益財団法人日本英語検定協会5級の過去問・対策より2019年度 第3回 問題冊子)

※正解は(3)のIn Marchなのですが、質問の最初の[When]が聞き取れていたら、答えが分からなくても、消去法で(3)の答えを導き出すことができます。

リスニングの対策2 | 問題を想像する

英検5級に合格するための2つ目のリスニング対策は、次の問題の内容をあらかじめ想像しておくことです。

リスニングテストの第1部と第3部の問題には、必ず絵が掲載されており、その絵に関する問題が出題されるので、その絵をあらかじめ見ておき、どんな問題が出題されるのか想像しておくことで、高い確率で正解を導き出すことができます。

2019年第3回の問題を例題として見てみたいと思います。

例題

2019年3回目 リスニング第3部No.19

(出典:公益財団法人日本英語検定協会5級の過去問・対策より2019年度 第3回 問題冊子)

この絵の状態についての問題が流れるのですが、問題が始まる前に、この絵に何が描かれているのかを見て、問題を想像します。

[帽子が描かれている]、[キャップではなくハットの絵]、[1,000円の値札あり]といった情報を把握しておき、実際問題が流れるのを待ちます。

ちなみにこの問題は、下記の英文が流れました。

(1) This hat is one hundred yen.
(2) This hat is one thousand yen
(3) This hat is one thousand and ten yen.

答は(2)です。

この様に、あらかじめ問題に関する絵を見て、質問を想像しておくと、スムーズに解答することがきるというわけです。

5級とはいえ、取るべき対策や勉強方法は上位級と通じるものがあるね。

そうだね。英語学習の基礎を身につける意味でも、英検5級を経験する事は非常に役に立つことがわかるね。

英検5級合格に必要な厳選単語50語を紹介

先ほど、英検5級に合格するために最も重要なことは、分かる単語(語彙)を増やすことだということを説明しました。ここでは、厳選単語、熟語を含めた語彙50語をご紹介します。
以下一覧表です。暗記する際には、ぜひご活用ください。

No. 単語 意味
1 after school 放課後
2 afternoon 午後
3 air plane 飛行機
4 airport 空港
5 all right 良いですよ
6 cafeteria 食堂
7 cloudy 曇りの
8 come from ~から来た/~出身
9 cook 料理する
10 dictionary 辞書
11 do one’s homework 宿題をする
12 Do you like~? ~は好きですか?
13 get up 起きる
14 go shopping ショッピングに行く
15 go swimming 泳ぎに行く
16 go to bed 寝る
17 Have a good day 良い1日を!
18 How about~? ~はどうですか?
19 How are you? お元気ですか?
20 How much~? いくらですか?
21 How old~? 何歳ですか?
22 let’s ~しましょう!
23 library 図書館
24 listen to~ ~を聞く
25 live in~ ~に住んでいる
26 look at~ ~を見る
27 math 数学
28 midnight 深夜
29 Nice to meet you. はじめまして
30 of course もちろん
31 play tennis テニスをする
32 play the guitar ギターを弾く
33 play the piano ピアノを弾く
34 rainy 雨が降っている
35 restaurant レストラン
36 science 科学
37 sit down 座る
38 stand up 立ち上がる
39 study 勉強する
40 sunny 晴れた
41 supermarket スーパーマーケット
42 take a bath お風呂に入る
43 take a picture 写真を撮る
44 That’s right! はいそうです!
45 wake up 起きる
46 watch 見る
47 weekend 週末
48 What time~? 何時ですか?
49 windy 風が強い
50 You’re welcome! どういたしまして

過去の問題を確認すると、リスニングにもリーディングにも、上記のリストに掲載した[決まり文句]が、必ずと言っても良いほど出題されていました。これらをしっかりと覚えて、本番に臨むようにしましょう。

↓↓↓英検5級の単語に関する動画です。

過去問にチャレンジ

今まで、英検5級合格に向けた様々な対策をご紹介してきましたが、やはり、実際の問題を解いてみることが大切です。

一通り過去問を解くことで、時間の配分が分かりますし、問題のレベルを肌で感じることができます。
また、実際のテストと同じような環境を行うことで、実際のテストの流れを把握することができます。

ここでは、2019年の3回分の過去問をご紹介します。ぜひ、本番と同じような環境で、チャレンジしてみてください。

↓英検公式サイトの英検5級過去問のリンク先です。

英検5級のおすすめの教材は?

ここでは、英検5級合格に向けた、おすすめの教材を2冊ご紹介します。

【2020年度版 英検5級過去6回全問題集】
6回分の過去問を掲載しており、問題をたくさん解くことができます。

【英検5級総合対策教本 改訂版】
筆記、リスニング共に詳しく説明されていて、英語学習初級者にはぴったりの教材です。

英検5級のスピーキングテストとは?

最後に、英検5級の受験する方の大多数が疑問を持つ、英検5級のスピーキングテストについてご説明します。

英検5級のスピーキングテストは任意で受験可能なテストです。英語の初期学習者が、発信する技能を育て将来の「使える英語」につなげることを目的としています。
このスピーキングテストは、英検5級の合否には影響しません。

英検5級のスピーキングテストには、下記の特徴があります。

  1. 英検5級の合否には影響しません。
  2. 英検5級の受験申込者全員が、任意で受験することができます。
  3. 決められた期間内に英検の特設サイトにアクセスし、インターネット上で受験するので、自宅でも受験可能です。
  4. 合否判定は、「英検5級スピーキングテスト」単独で行われ、英検サイト上で合否の確認が可能です。

英検5級スピーキングテストの試験内容は以下の通りです。

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数 解答
形式
スピーキング 音読 20語程度のパッセージを読む 1 録音型
面接
パッセージに関する質問 音読したパッセージの内容についての質問に答える 2
受験者自身のことなど 日常生活の身近な事柄についての質問に答える(カードのトピックに直接関連しない内容も含む) 1

(出典:公益財団法人日本英語検定協会より5級の試験内容)

約3分間のテストで、計4問の問題が出題されます。あらかじめ、マイク付きイヤホンを準備しておき、質問に対して、解答を録音して答える形式となっています。
英検5級スピーキングテストの満点は425点で、合格基準スコアが266点です。

英検5級の合否には影響しないし、場所や時間を選ばずに受験出来るから、英語の力を伸ばしたいなら、ぜひ受験することをおすすめするよ。

まとめ

英検5級のレベルや、試験内容、対策等をご紹介してきました。英検5級は、英語教育の基礎ということもあり、大切なことは、やはり英語に慣れ、英語を好きになることです。

英検5級の合格をきっかけに英語がどんどん楽しくなり、英語が上達していったということも良く耳にします。
あらかじめ、しっかり準備して英検5級のテストに臨み、合格を勝ち取って英語の扉を開いていって頂ければと思います。

この記事で英検5級について分かること

1.レベルは、中学校初級程度で、必要語彙数は600~700語ぐらいです。
2.リーディング、リスニングの2技能で合否が判定されます。
3.各技能425点満点、計850点満点で、2技能合計419点以上で合格となります。
4.合格に向けた4つの対策をご紹介しました。
5.リーディングの対策は、英文に慣れることと、単語と一緒に前置詞や熟語も覚えることです。
6.リスニングの対策は、質問の文頭の言葉を聞き取ること、あらかじめ問題を想像することです。
7.合格に必要な厳選50語をご紹介しました。
8.過去問とおすすめの教材をご紹介しました。
9.合否には関係ありませんが、スピーキングテストについてご紹介しました。

 

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