ストラトフォード・アポン・エイボンでイギリス英語語学留学、田舎のメリット5つ教えます!【体験談】

さて、留学先にイギリスを検討されている方、どうしてイギリスを選んだのでしょうか?

クイーンズイングリッシュを学びたいから?イギリスの音楽が好きだから?発音が聞きやすいから?イギリスの建築物が好きだからでしょうか?

イギリスの楽しいところは、ロンドンだけではありません。留学となれば、旅行とは違いある程度時間が持てるのですから、もっと深いイギリス、そして住みやすい田舎を体験してみませんか?都会にはないユニークな人々と接する機会と文化を体験することができます。

私は、大学時代に1年休学してイギリスの田舎に語学留学したおかげで、英語を習得し、その後日本での仕事や、海外への移住にも活かすことができました

楽しく成功させる秘訣を体験談交えて、メリット5つとしてご紹介しますので、最後まで読んでくださいね。

目次

イギリス田舎留学のメリット5つ

イギリスの人の気質は、日本人に似ている⁉︎

アメリカと、イギリスの大きな違いの中に、それぞれの人種の性格の違いがよく取り上げられます。よく、イギリス人は冷たいとか、オープンでないとか言われがちです。

かと言って、性格が悪いのか??そんな事は、ありません!

イギリスは、私たちと同じ島国です。彼らの性格は、私たち日本人によく似ています。真面目で真摯すぎるために、すぐには仲良くなりづらいのです。

私の接したイギリス人は素朴で、愛想を振るまうことが思ったより少なく、最初は冷たく感じましたが、実はよく話を聞いてくれる実直な人が多かったです。

また、貴族の名残か、目があったら微笑むか、挨拶をするのが礼儀。それを避けてのせいか目を合わせることが少ないです。日本人もあまり目を合わせない習慣がありますよね?そんな内気な性格もよく似ていますね。

私が暮らしていた街ストラトフォード・アポン・エイボンの人達は、自然を愛す優しい人達ばかりでした。

<海外留学あるある、自転車の鍵を落としたら?>

留学中、自転車の鍵をなくしてしまい、元来た道を全部歩いて探したのですが、どこにも見当たらず途方に暮れて家に帰ると、ホストマザーが帰ってくるなり、「鍵をなくしたことは気にしないで」と言ってくれたのです。

あとで聞いたところによると、事態を知った、友達のホストマザーから連絡があったとのことです。オロオロしていた私はこの一言で救われました。マザー同士の連携プレー、心優しい人達。

また、英会話を上達させる秘訣は、自分が聞き手でなく、話し手になることですさらに必要なのはどれくらい相手にこちらの話をキャッチしてもらえるか?です。

たとえ拙い英語であっても理解して、咀嚼し、それをしっかりとした英語に直し、返してくれるイギリスの田舎の人々は、多くが心のゆとりを持って接してくれました。

そう、1日のほとんどの時間を学習に費やすことが可能なのは田舎の醍醐味です。

<ちょっとティーブレイク> イギリス人のジョークを1つ披露しましょう。

‘私の出身はターキーです。‘

‘クリスマスに何を食べますか?‘

‘ターキー(七面鳥)です。‘

いかがでしょうか?いわゆる掛け言葉、しゃれが大好きなんですね。友人のホストマザーはこれで爆笑でしたから。

ただ、人のことをからかって笑われた経験はありませんでしたので、留学中の英会話のミスは恥ずかしくなんかありません。

不便を楽しむことができる格好の場である。(例:ストラトフォードアポンエイボン)

ご存じのとおり、イギリスは日本より人口密度の少ない国です。

田舎となれば、人口は比較的少なく、都会ほどパブやカフェの数はありませんが、私が住んでいたストラトフォード・アポン・エイボンは、シェイクスピア関連には事欠かない観光地でした。

ちなみに、どんなところかというと、↓

場所はここ

余暇に友人と出かける場所はパブ、カフェよりも公園で話すことがほとんどでしたが、その結果、英語を話す友人を作り、思う存分英語で話し、かえって英会話が上達しました。その時のイタリア人の友人は、今でも親友です。

イギリス在住の外国人は、ネイティブと違いイギリス英語特有の表現を使いませんので、言い回しなどかえって参考になりました。

私は、イギリス人の先生やホストマザーとその言い回しについて話題にしたり、間違った言葉も確認し正しい英語に直してもらいました

私は、ホームステイでしたので、今日あった事をホストマザーと細かく話し、どうやって相手に意思を伝えるか、そして意思を伝えるにはどんな単語が必要かをじっくり身をもって体験できました。

田舎のホストマザーは、時間にゆとりのある人たちであることが多く、たくさんの会話ができました。

もちろん、ストラトフォード・アポン・エイボンには見どころもたくさんありますよ!

ここにいくつかご紹介しますので、参考にしてください。↓↓↓

ストラスフォード・アポン・エイボンでの見どころ

①絶対外せない、ロイヤルシィクスピア・カンパニー(RSC)

Royal Shakespeare Company

せっかく、来たのだから一度は足を運びたいですよね。
また、観劇したいけど、まだ、英語よくわからないし。。。という方にも、若手俳優さんが無料で野外公演もしてますので、足を運ぶ価値ありです!

②シェイクスピアの生家

Shakespeare’s Birthplace

言わずとしれた、シェイクスピアの生まれた家

町のシンボル的な存在で、いつもではないですが、2階の庭で役者たちが全戯曲の一場面を演じているのをみることができます。

メアリーアーデンの生家

Mary Arden’s Farm

シェイクスピアの母、メアリーアーデンの実家。農家の娘さんだったそうです。

アン・ハサウェイの生家

Anne Hathaway’s Cottage

シェイクスピアの奥さん、アンハサウェイの生家

結婚前に、シェイクスピアがよく通ったということもあり興味深いですよね。

ホーリー・トリニティ教会

Holy Trinity Church

シェイクスピアとその一族が誕生、結婚、死去に至るまで見守り続けたきた、エイボン川のほとりに佇む教会。

『私の骨を動かすものに呪いあり』という、シェイクスピアの言葉が彫り込まれ、シェイクスピアの遺骨が残されている場所です。

RSCの公演風景は、客席からとても近く感情移入がしやすいです。英語は、韻を踏んだ独特のシェイクスピアの上演になりますが、良い英語の勉強になります。こんな感じです!↓↓↓

英語学習に集中しやすい。

人は、見晴らしの良い景観の中、隠れ家にいるという両方を備えた状況が快適である

出典:ウィキペディアジェイ・アップルトン

この見晴らし=隠れ家理論で、成功や美意識の身についた、後の自分の姿を予想できるというのです。美術的才能を見出すことができるなら、私たちの潜在能力も活発化しそうですね。

英語留学を成功させる秘訣は、母国語を使わず英語だけで過ごすことです。

自宅にいる時は、英語の予習、復習!全ての行動を日本語を離れて行うことにより、自然と、英語での思考に変換できるのです。

かなり、スパルタにはなりますが、自ら環境を英語漬けにするのが早道です

家での自習時間は、イギリスの田舎が最適!集中力も湧くというものです。

<イギリスの芸術に酔いしれる>

自習にも疲れたし、ホストマザーと英語で会話するのも体力いるーなんて時には、音楽鑑賞もおすすめ!ヨーロッパは、芸術関係にはお金を投資してますので、比較的安価に本格的なコンサートが聴ける場所がありますよ!

都会生活より、コスト削減できる。

イギリスの物価は低くありません

とかくロンドンに関しては、家賃も高騰化していて外食費もかかります。食費を切り詰め、生活費を考えながらの留学はストレスになり、勉強にも影響が出ます。

ロンドンに留学先を選んだ友人からは「知らない間にお金を結構使ってしまった。」なんて、話もよく聞きました。

英語は伸び伸びとした環境、楽しいと思う状況で伸びるものです。できたら、経済的ストレスは少ない環境で勉強に打ち込みたいですよね。そんな人達には、物価が比較的低い田舎での留学を是非おすすめします!!

友人との外出も、気軽に出かけられますよ。

ちょっとした豆知識>

イギリスでは、Always you miss three ‘F’という言葉があります。

Three Fとは

  • Friends
  • Family
  • Foods

のこと。留学中、2020年の現在では、家族や友達とはインターネットで繋がりますが、やっぱり現地の食がなかなか合わないことも多々。とかく、イギリスはFish and Chipsをはじめ、ジャガイモが主食です。

留学前には、ぜひ自分の得意の一皿を用意して行きましょう!

ホストマザーや友人に振る舞えば、距離はぐんと縮まりますし、外食費も控えることができますよ!

語学学校に留学しながら、快適な環境、雄大な自然を満喫できる。

イギリスといえば、ピーターラビットの生誕地、そう、緑の多い自然あふれる大地なのです

ロンドンですら、大小様々な公園があり、緑を大事にしている国なのです。それは、田舎に行けば尚更、エクスカーションで足を伸ばせば緑いっぱいの大自然の中気持ちよく過ごすことができます!

ナショナルトラストをはじめ、イギリスは環境保護の先進国でもあります。↓

ナショナル・トラスト

イギリス人共通の話題>

自然と言えば、「イギリスの気候は実際どうなの?」って気になりますよね。私が留学した時などは、洪水もありましたし、時々あるようなので要注意です。長雨は、時に気持ちを沈ませることもあります。

ただ、イギリスは、あのビートルズやクイーンの生まれた国。メロディーや転調は気候のもたらす影響もあります。音楽家だけでなく、哲学者や経済学者などを多く輩出する国であることは思索や会話を楽しむ国民性の証明でもありますね。

それに、何よりも変わりやすい天候は、毎日の会話のネタになります!とかく、初対面の人たちと政治と宗教の話はタブーと言われていますが、「じゃあ何話せば良いの??」と、思ったものです。

ですが、ご安心を!イギリスでは、「今日は雨降りそうだね。」「明日は、晴れるらしいよ!」「来週は洗濯物が乾きそうがない。。。」などで、5分は話が持ちますよ!

まとめ

今回はイギリスの田舎に語学留学するメリットについて、私の経験を踏まえて書いてきました。今回の記事を参考にして頂き、有意義なイギリス留学にしましょう。

今回のまとめは下記の5つです。

・共感できるイギリス人と親しくすることで、英語を上達させることができる。

・田舎でゆったり、余暇は英語を話す友人と会話能力を高め合うのがベスト。

・景観の良いイギリスの田舎留学なら、自宅学習もはかどる。

・物価の低い田舎で経済的ストレスが少なく勉強に打ち込める。

・近場でいくらでも雄大な自然を味わうことができる。清々しい空気の中、気持ちよくストレス解消できる。

以下に留学関連記事を載せましたので、必ずチェックしてみてくださいね!↓↓

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この記事を書いた人

イタリアに移り住んでから、イタリア語漬けになり、英語をすっかり使ってない毎日です。子供の成長に伴い、ヤバイ!と感じ、このお仕事始めさせていただきました。まだまだ、先生方にお世話になる毎日です。

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