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TOEIC受験でやってはいけないこととは?減点や強制退出もあり?!禁止行為まとめ

就活の準備に、またセンター試験に代わる新共通テストの代替となるのか、何かと話題の資格試験。なかでもTOEICには最も注目が寄せられています。第252回は締め切り予定日の7月21日を待たずに7月8日に満席となりました。今回新たに受験される方も多いと思います。

そのTOEIC禁止行為があることは、ご存知でしょうか? どんなペナルティがあるのでしょうか?

最後まで読んでいただければTOEICの試験で知らずに禁止行為をしてしまう失敗はなくなるので、是非、最後まで読んでくださいね。

TOEICの問題用紙に書き込みはNG!

問題用紙への書き込みは、リスニング問題でもリーディング問題でも、必ずといっていいほどすると思います。しかし、この問題用紙への書き込みは禁止とされています。

理由として、カンニングや試験問題の漏洩(ろうえい)につながる行為とみなされることが指摘されています。この問題用紙への書き込みについて具体的な禁止行為は以下のとおりです。

・メモを取る

・線を引く

・〇、×、レ等の印をつける

試験中に解答用紙の所定の記入欄以外へ、これらの書き込みを確認した場合は試験官に注意されます。

TOEIC試験の禁止行為とは

禁止行為
  • 撮影・録画・録音・複写などにあたる一切の行為
  • 解答用紙の所定欄以外への書き込み(問題用紙への記入・マークも含む)
  • 試験教室から問題用紙・解答用紙を持ち出す行為
  • 方法の如何を問わず、再現(英語での再現に限らない)された試験問題の全部もしくは一部または試験問題の概要を、インターネット・テレビ・ラジオ・メール・文書・講義その他の手段を用いて第三者が閲覧・視聴可能な状態におく行為
  • 本人の実力以外の手段を用いて解答する行為
    • カンニング行為
    • 受験者以外の者が受験者本人になりすまして試験を受ける行為
    • 試験中に援助を与えたり受けたりする行為
    • その他、不正に受験し、または不正受験に関与したとみなされる行為
  • 決められた時間を超えて解答する行為
    • 試験開始前または試験終了後に問題内容を見る、または解答する行為
    • リスニングテスト中にリーディングセクションの問題内容を見る行為、またはリーディングテスト中にリスニングセクションの問題内容を見る行為
  • 試験運営に係る妨害行為(暴力行為・器物破損・他受験者への迷惑行為など)

大まかな内容は、他の検定試験と大きな違いはないようです。しかし、問題用紙の取り扱いはかなり厳重なようです。

禁止行為と勘違いされるような紛らわしい行動を取らないように注意しましょう。

TOEIC試験で禁止行為をしてしまうとどうなる?

この上記で紹介した禁止行為を行ってしまうと次のような措置を取られてしまいます。

対応
    • 試験官による注意・警告
    • 試験途中でご退場いただく
    • 手荷物の確認
    • テストの採点をしない
    • 当協会またはETSの運営するテストに関する受験資格を剥奪する
    • 当協会またはETSの運営するテストに関するスコア(過去に受験したものを全て含む)を無効(キャンセル)にする

    なお、スコアを無効にした場合において企業・学校・団体などからスコアに関する照会があったときは、当該スコアが無効である旨を当該企業・学校・団体などに通知します。
    出典:TOEIC公式ホームページ

最後まで試験問題を解答しても、禁止行為をしてしまったら採点もしてもらえなくなってしまいます。注意しましょう。

問題用紙に書き込みをしてしまったら…

問題用紙に書き込みをしてしまうと、いきなり退場になってしまうのか。

そんなことはありません。もしうっかり書いてしまったところを試験官に見られてしまっても、「書き込みをやめなさい」と書かれた黄色い紙を見せられてしまうだけ。その時点で気づいてやめれば問題はありません。

きちんと試験官の指示に従って、TOEICを受験しましょう。

消してしまうと減点?

問題用紙に書き込んでしまったメモを消すことはしていけないのか、不安に思う方もいるでしょう。

しかし、心配はいりません。消していいんです。

問題に書き込んでしまってもきれいに消しゴムで消してしまえば、注意されることも退場させられることもありません。

うっかり書き込んでしまったときは、消してきれいにしておきましょう。

最新情報:コロナ対策

コロナウイルスによって、2020年3・4・5・6月のTOEIC試験が中止となりました。9月の試験からコロナウイルス感染予防対策についてホームページ内で発表され、試験が再開されます。

今後開催されるTOEIC試験で行われているコロナ対策についてご紹介しましょう。

試験会場における感染予防策

  • 試験官は試験当日、検温を行い体調に問題ないことを確認の上、勤務いたします。
  • 試験官はマスクを着用し、こまめな手洗い・手指のアルコール消毒を行います。
  • 試験会場内にアルコール消毒液を設置いたします。
  • 人の手が触れる箇所を中心に会場施設のアルコール消毒を行います。
  • 会場内では他者と十分な距離が保たれるよう誘導、注意喚起を行います。
  • 試験教室内は通常のテストより収容数を減らし、受験者間の距離を保ちます。
  • 会場内の窓開け、ドア開放、換気扇作動などにより換気を行います。
  • 口頭での説明案内、会話を最小限にとどめます。出典:感染予防策

予防策と一緒に受験者が注意すべきことについても、発表されています。

受験者の皆様へのお願い

以下に該当する方は受験をお控えください。受験料を返金いたします。 返金方法については、メールにてご案内いたします。

  • 体調不良の方、体調に不安のある方(発熱、軽度であっても咳・咽頭痛などの症状がある方)
  • 新型コロナウイルス感染の不安から欠席を希望する方
    ※団体(企業・学校)経由でお申し込みいただいた方につきましては、所属団体のご担当者様にお問い合わせください。

試験当日は、以下の感染防止策にご協力ください。ご協力いただけない場合、来場いただいても受験をお断りする場合がございます。その際は後日、受験料を返金させていただきます。

  • 試験会場内では必ずマスクをご着用ください。
    ※マスクを着用されていない場合、受験いただけません。本人確認時は試験官の指示に従いマスクを外していただきます。
  • 手洗い、手指のアルコール消毒、咳エチケットを励行してください。
  • 周りの受験者の方と適度な距離をお取りください。
  • 会話は最小限としてください。

出典:受験生の皆様へのお願い

 これらの注意事項を守ってTOEICを受験しましょう。

まとめ

今回ご紹介してきたことをまとめていきます。

・TOEICの問題用紙に書き込みは禁止
・違反したら採点をしてもらえない
・書き込んでしまったら消しゴムできれいに消そう!
・コロナ予防対策についての注意事項をチェックするのを忘れずに。

これらのことに十分注意して、TOEIC受験を頑張りましょう!

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