オーストラリアは日本人ワーホリメーカーにも大人気の国ですよね。私もワーホリ1カ国目に選んだ地はオーストラリアでした。白い砂浜に青い海、ビーチが最高の国です。
私はオーストラリアとニュージーランドの2ヶ国にワーホリに行ったのですが、実際にワーホリを経験して感じたのが、ワーホリは行く前の準備費用の方がお金がかかることです。
ということで今回は、オーストラリアのワーホリ経験者の私が、自分の経験を踏まえて、ワーホリの準備に必要な費用項目と節約術を、最新の情報も含め紹介します。
ワーホリビザ申請費用を最低限に抑えるためには?
まずワーホリの準備で一番気になるのが、ワーホリビザの申請料金ではないでしょうか?オーストラリアはワーホリビザ発給の制限がなく1年中どのタイミングでも申請が可能です。
しかし、申請費用は少し高めでAU$485(2019年7月現在)です。6月末までは$450でしたし、私がワーホリビザを取得したときよりも申請料金がかなり上がっています。
オーストラリアはワーホリの条件やビザ申請料金など、毎年何かしら変わっています。行くと決めたら早めに貯金して、早めにワーホリに行きましょう!それが申請費用の節約につながります。
また、日本の留学エージェントを使うと申請料金プラス手数料が発生します。私のような貧乏ワーホリで節約を考えているならば自力で申請が必須です。
申請方法はウェブで検索すればたくさんヒットしますので、英語に自信がなくても大丈夫です。私は英語の勉強にもなると思ってポジティブに乗り切りました。
ワーホリビザ申請の残高証明に必要な金額とは?
じゃあ、いくらの残高証明ができればいいのか?というと、AU$5,000+オーストラリアを出国する帰りの航空券代です。
$1=80円換算で、$5,000は日本円で40万円です。航空券は片道の高い航空券の設定で10万円くらいに設定して、全部で最低50万円以上を準備しておきましょう。
私はワーホリ2ヶ国目は片道航空券+数ヶ月分の滞在費30万円ちょっとの現金で行ったので、結局のところ50万円は最低ラインの準備費用と言ってもいいです。
貧乏ワーホリを予定している人は、残高証明をもらう前に航空券を買って、残高証明の金額が足りないなんて事にならないように、気をつけてください。
また、口座を分けてお金を管理している場合は、残高証明のために1度1つの口座にまとめて50万円以上あることを証明をしましょう。
ワーホリ航空券購入時に注目すべき節約ポイント
片道で購入しても25,000円~と安いです。だから、LCCが絶対安い!!と思っている人いませんか?私もまさに初ワーホリのときはそう思っていました。しかし、LCCの航空券が安いからといって、条件を確認せずチケットを購入すると危険です!
海外在住歴が長くなって気づいたのですが、LCCで預け荷物等のサービスオプションを追加したら、結局他の航空会社と料金が変わらない事が多々あります。
その場合、私は同じ料金を払うならLCC以外の航空会社がいいと考える人間なので、最終的にLCCじゃない航空会社でチケットを購入しています。
考えてみてください。航空券が安くても、預け荷物が含まれてなかったら、機内手荷物7kgしか持ち込めません。到底ワーホリ1年分の荷物なんて持っていけません!!
空港で預け荷物の追加をすると、残念ながら、予約時より高くつきます。なので、私がぜひ注目してもらいたいのは、LCC以外の航空会社のアジア路線のセールです。
1年中しているわけではないですが、実は結構、頻繁にセールをしています。運がいいと、LCC並みの値段を発見できます!もちろん、通常のサービス全て込みです。
LCCに縛られず、各航空会社のセールに目を光らせましょう。LCCの場合は条件もしっかり確認して、オーストラリア渡航の航空券はかしこく安く購入しましょう!
ワーホリ保険って節約できるの?
ワーホリに行く人がほとんど加入するといっていい保険、気になりますよね?日本でワーホリ保険に加入する事ができます。私も加入したんですが、料金が高い!!です。20万~30万円払いました。
でも高い分、日本のワーホリ保険は対物に関する内容も含まれています。物を失くしたとか、滞在先の物を壊して弁償が必要だとかいう時にもカバーされます。
オーストラリアは世界的にも治安がいい国といわれていますが、ケータイなどを盗られたという日本人の話も実際に耳にします。日本のワーホリ保険ではそんな時もカバーされます!
英語の苦手な人には嬉しい、病院での医療通訳サービスがついていたり、保険会社の提携病院はキャッシュレスで対応できる病院があったりと、多くのサービスも受けられます。
薬代もカバーされます。日本のワーホリ保険は出発前に加入が必要ですので、加入する人は出発前に早めに準備しておきましょう。いや、でも安くすませたいんです!!っていう人には、下記の方法で節約できます。
- クレジットカードに付帯されている、海外旅行保険を最初の90日間使う
クレジットカードに海外旅行保険が付帯されているものがあります。それを利用すれば、保険料が最初の90日間は節約できます。
ただし、クレジットカードによっては、現地でカードを使わないと海外旅行保険が適用されてないものがあります。
もしもの時に、保険が適用されませんよっていう悲惨な事にならないように、事前に保険が適用される条件を確認して準備しておきましょう。
- 現地オーストラリアのワーホリ保険に加入する
オーストラリアでワーホリ向けの保険に入ることができます。日本のワーホリ保険に比べると安いので、保険料を抑えることができます。
支払いも週払いででき、1回でまとめて大金を支払う必要がありません。ただ、現地の保険が日本の保険に比べて安いのには理由があります。保険がカバーされる範囲が狭いことです。
健康保険なので、物を紛失したときや破損したときにはカバーされません。なので、高価な物を壊してしまって弁償という話になっても、現地の保険では払い戻しはできません。
カバーされる内容によっては、保険会社が料金の一部を負担するだけの場合もあります。なので、保険の払い戻し請求をしても全額戻ってこない場合もあるんです。
それに、キャッシュレスサービスもないので、毎回自分で払い戻し請求を英語でしなければなりません。もちろん、病院で通訳をつける場合も有料です。
↓このYouTubeでは、オーストラリアのワーホリ経験者がワーホリ中に病院に行って、どのくらい薬を処方されたかを紹介しています。参考にしてみてください。
私も実際に、海外で風邪だけではなく、膀胱炎や中耳炎で医者に行き、処方箋をもらいました。保険に関しては、自分が安心できるカバー内容を選びましょう!
ワーホリ中の語学学校を少しでもお得に通う節約術はコレ!
私がオーストラリアにワーホリへ行くと決めたときは、1カ国目のワーホリで右も左も分からないですし、それに英語にも不安があったので、語学学校に行くことにしました。
私は日本出発前に語学学校の入学手続きなどの準備をしたのですが、節約としてまず、現地の日本人向けのエージェントで手数料無料で語学学校入学の手続きをしました。
私が利用したエージェントは、自分で語学学校にお金を振り込む必要がありました。えっ!?自分で海外の語学学校に振込みって難しくないの?と、正直思いました。
でも大丈夫です!振込先の詳細や金額がちゃんと分かっていれば、銀行の人が助けてくれたので、振込み自体はあまり難しくなかったです。
1つ私がラッキーだったのが、入学金が無料になったことです!!どうやったら入学金が無料になるの?って思いますよね。私だけ特別ではありませんので、安心してください。
もちろん、ワーホリ・留学初心者の私は全くそんなキャンペーンが存在するなんて知りませんでした。本当に運がよくて、キャンペーン中に入学手続きをしただけです!
もちろん、語学学校によってキャンペーンの時期や内容が違うので、必ずしも入学金が無料になる訳ではありません。授業料の割引の場合もあります。
自分で各語学学校がキャンペーンをしていないかネットで調べてみてください。現地の留学エージェントがキャンペーン中の学校や割引内容を紹介していますよ。
語学学校は、現地で実際に学校の雰囲気を見て決めることもできます。どちらにせよ、キャンペーンをうまく利用して、学費を節約しましょう!!
オーストラリアへのワーホリ貯金で忘れがちな準備費用
日本の住民税を忘れていたおかげで、ゆとりあるワーホリ計画から一気に貧乏ワーホリへと転がり落ちたのを今でも忘れられません。
海外に1年以上、長期で滞在する場は住民票を海外へ転出することができます。私は住民票を抜いてオーストラリアへ行きました。
そうすると、国民年金や国民健康保険は任意での加入になります。任意加入しなければ、出費を抑えれます。準備で貯める資金も、その分は安くすみます。
国民健康保険は、海外でもカバーされますが、医療費の払い戻し請求は帰国後になります。私は、ワーホリ保険に加入したので、国民健康保険の任意加入はしませんでした。
私は貧乏ワーホリだったので、正直2つも保険に加入する余裕がなかったのが現実です。国民年金も任意加入しなかったので、私はこの2点の支払いはワーホリ中ありませんでした。
問題は住民税です!1月1日に住民票の登録があるかないかで、課税か非課税かが変わってくる、という話はワーホリを準備中の人なら聞いたことがあると思います。
ですが、これは実は住んでいる市区町村で異なります…地域によっては、1年外国に住んだ翌年の1月1日に住民票がなければ非課税という場合もあります。
それに、外務省がワーホリメーカーは住民票を海外転出しても日本の「居住者」とみなしているので、税金の納付書が届く場合があります。
その場合は、納税が必要です。もちろん、滞納すると節約どころか滞納金がつきます。社会人の人は住民税の事も頭の片隅においておきましょう。
オーストラリアへの渡航資金ってどれくらい準備すればいいの?
オーストラリアも日本と同じで大きな都市ほど家賃が高くなり、準備費用も高くなります。事前に滞在予定の都市の家賃を調べて、渡航資金の目安にしておきましょう。
私はどうにか準備できた資金が約30万円で、3ヶ月ほどで使いきりました。オーストラリアに着いてビックリしたのですが、物価が高いです。レストランは食事だけで$20以上が普通です。
最初の数ヶ月は語学学校に集中したいなど直ぐに働かない場合は、30万円では少ないです。私は運よく自給が高いレストランで早い段階で採用されたので、30万円でも十分でした。
しかし、オーストラリアには最低賃金以下の違法賃金でワーホリメーカーを雇うお店があります。$10という違法賃金で働いていたと言う日本人ワーホリメーカーも何人もいるのが現実です。
それを考えると、最初から働きたいと思っている人も、オーストラリアを旅行で回りたい人も、余裕を持った資金を持ってオーストラリアに渡航しましょう。
まとめ
今回の「オーストラリアワーホリ計画中の人はコレで安心!!準備費用と節約術」をまとめると、
- ワーホリビザは自分で申請して申請費用を節約
- ビザ申請のために、50万円以上の残高証明書のために貯める
- 航空会社のセールを確認して、サービス付航空券を安く購入で節約
- ワーホリ保険はカバーされる内容をみて、価格も内容も自分が安心できるものを選ぶ
- 語学学校の割引キャンペーンを利用して、学費を節約
- 住民税は海外転出しても、必ずしも非課税にならない
- オーストラリア渡航時の資金は滞在する都市、ワーホリの過ごし方を考えて貯める
ワーホリは行く前の準備費用にお金がかかります!しかし、これさえ乗り切れば、後はオーストラリアでの楽しいワーホリ生活があなたを待っていますよ。
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