TOEIC950点以上を取る攻略法は?リスニングやリーディングで気をつけること[体験談]

TOEICで900点とったけど、どう言った勉強法がいいんだろう?」という方がおられるのではないでしょうか?

私も初めて受けたTOEICテストの結果を見た時、嬉しいと同時に、「どうやって勉強しようか?」と考えました。

そこで、この記事では950点以上をとった時の私の勉強法とアドバイスを紹介していきます。

目次

TOEICで950点以上を取るためには何から始めればいいのか?

弱点把握

勉強を始める前に、まずは自分の弱点を把握しましょう。

自分の弱点を知らずに問題集を解き続けるのは、とても非効率的です。

TOEICは親切にも200問を7つのパートに分けてくれています。それぞれのパートで求められているものが違ってくるので弱点を割り出しやすくなっています。

そこで、最初にするべきなのは模試を解くことですが、やり方はいたって簡単です。

時間を計って模試を実際のテストと同じように解く。→解けなかった問題の性質と、解けなかった理由を割り出す。

これだけです!模試を解いたら以下の手順で弱点を割り出していきましょう。

答え合せ

模試を解き終わったら答え合せをしていきましょう。この段階では、

答えの解説は見ず、答えも覚えないように流れ作業で答え合せをしましょう。

間違えた問題ははっきり分かるよう印をつけておきましょう。

問題の解き直し

答え合せが終わったなら、次は解き直しです。

間違えた問題だけでいいので、問題を見ながら(リスニングではCDも使って)解いていきましょう。このステップではどれだけ時間をかけてもいいので、自分の実力だけで(つまり辞書などは使わず)問題を解きましょう。リスニングは何度聞き直してもいいです。

時間をかけて解き直すと、模試中は理解できなかった問題も理解できるようになるでしょう。一問解いたら答えあわせしまた次の問題へ、を繰り返します。正解した問題は解説を見て理解の仕方があってるか確認していきましょう。

ここで重要なのは、正答を決めた理由を覚えることです。

このステップであなたが解けているのは、時間がないが故にじっくり時間をかけれず解けなかった問題です。ですから、そう言った問題を解くのに必要な情報は何か、ということをパターン化して覚えることで、解答速度の向上が見込めます。

このサイクルについてわかりやすく解説した動画がありますのでぜひ参考にしてみてください↓↓

解説の確認

さて、待ちに待った解説の確認です。

このステップでは、全く理解できなかった問題を中心に解答の仕方や理解の仕方を確認していきましょう。
全く理解できなかった問題はなぜ理解できないのか、解説をしっかり読んでわからない原因を割り出しましょう。

わからなかった単語や句形、文法事項などは勉強の時のために書き出しておくとよいでしょう。

勉強はどうやってすればいい?


模試を解いて自分の弱点がだいたいわかったことでしょう。そしたら、次は弱点克服のための勉強に移っていきます。

以下にリスニング、リーディングごとの勉強の方法をまとめました:

リスニング

私自身がリスニングパートを勉強する上で注意した点は2つあります。

まず、Part 1など一方的な音声の場合は、重要な単語をできるだけ聞き取るよう努力していました。

もう一つは、会話形式やアナウンスなどは最初に述べた文からそのあとどのような内容が続くかを予想しつつ聞くことです。普段の会話でもそうではないでしょうか?

相手が何をいうのかをある程度予想しつつ話を聞くということをしているのではないでしょうか?それは、言語が英語に変わっても同じです。

予想することにより、ありえないような選択肢を事前に消去できる場合があります。でも、予想するのに一生懸命になったり、会話が終わらないうちから答えを決めるのは避けましょう。

リーディング

リーディングセクションはパートの数字が大きくなればなるほど問題の長さが長くなっていき、それが焦る要因になっていることでしょう。私も最初に受けたTOEICテストで最後まで行かなかったらどうしようという不安がありましたが、945点と975点を取った際のテストでは全くそんなことはありませんでした。

私がした勉強法はTOEICの文法問題集で私自身が苦手とする文法問題を一つづつ潰していく方法です。それと同時に文法問題集で出てくる単語を一つづつ、練習問題を解きながら覚えていきました。

そんなの普通じゃん、と思われるかもしれませんが、文法の勉強を真面目にしたことがなかったため苦手なものが多く、結果Part 5と6で時間を無駄に費やしてしまう上に間違いも多くありました。

Part 5と6をスラスラ解けるようになったら、あとはそこまで大変ではありません。Part7はチラシなどを読んで答える問題が多く、答えがそこにあるため見つけさえすればいいのです。

チラシなどはある程度決まった場所に決まった情報が書かれているのでフォーマットを覚えてしまえば楽ですし、そうでない問題もPart 5と6をスラスラ解けるようになったのであれば、一文ごとの内容を忘れずに文を読み進めることができさえすれば正答率は高くなりますし、解くスピードも速くなるでしょう。

私が使ったオススメの参考書

TOEICの攻略本はどんな問題が出るのか、また注意すべき単語は何なのかというのを知る上でとても役立ちます。できるだけわかりやすいものを選びましょう。

私が使っていた攻略本はアルク出版より出ている「TOEICテスト究極のゼミ」シリーズです。↓↓

 

選んだ理由は書店で開いた時に他の攻略本よりも見やすくわかりやすそうだと感じたからです。
実際に使ってみた感想は、とても簡潔でわかりやすく書かれていてどのレベルにも対応している感じでした。

TOEICの各スコア帯を想定されたキャラクターたちが、どんな思考回路でその選択肢を選んだのか等、TOEIC受験者の心理をうまく突いたわかりやすい解説が魅力ですね。

オススメです!

細かいけどとても大事なTipsを教えます!

  • TOEICは長い時間集中しないといけないため、体力を必要とします。私はテスト前日までにしっかりと弱点を潰し、早く寝るというのを心がけています。また、会場への移動中は寝たり景色を眺めたりとリラックスするように心がけてもいます。こうすることによって、最初のリスニングでガチガチになって聞こえなかったなんてことを無くしています。
  • TOEICで出てくる単語を勉強する際は、すぐに辞書を引くよりも似た形の単語がないか、ある場合は似た単語はどんな意味かを思い出して意味を予想してから辞書を引くと良いでしょう。
  • リーディングのPart7はたまに絵が書かれているチラシなどが登場します。私はこの絵を見てチラシの内容を予想したりしています。変なことですが、実際のチラシなどもそういった図などで内容を掴んだりするので有効なテクニックです。

まとめ

TOEICでのスコアアップに必要なのは自分の弱点を知ること、そしてその弱点を一つづつ潰していくことです。リスニングではある程度の予想をしながら、また重要な単語を逃さないようにして聞きましょう。

勉強の際は解いてすぐに答えを見たり、辞書を引いたりするのではなく、一旦引いてもう一度考え直したりしてみるのもいいかもしれません。

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