ハンガリーのブダペストは世界遺産や名所が数多くあって観光にはうってつけの都市です。
もし旅行などに行くとしたらブダペストはどういう所で治安も大丈夫なのか知っておきたいですよね。
実際行った事もある私が、歴史なども合わせてブダペストについてご紹介します!
ハンガリーのブダペスト
「そもそもハンガリーって何処らへんなの?」って思いますが、ハンガリーは中央ヨーロッパにある内陸国です。
西にオーストリア、東にルーマニアといったように四方八方他国に囲まれています。
日本のような島国とは違って海を越えずにすぐ行けちゃう距離に他国があるのは何だか良いですよね。
ブダペストはハンガリーの首都で最大都市でもあり政治、文化、商業、産業と交通の中心です。2014年にはブダペストの人口は郊外も入れて約310万になり、地域は81の集落があります。
真ん中に流れているドナウ川から西側がブダ(オブダ)、東がペストという風に分かれていますが統一されてブダペストになりました。
7つの橋と2つの鉄道橋がブダとペストを結んでいます。
ブダペストを紹介した動画がありますので、まずはブダペストの雰囲気や街並みを映像で見てみて下さい。(日本語字幕あります)
映像からもわかりますが、ブダペストは大きな建造物が多くあってすごく美しい街並みですよね。
ブダペストは昼間は勿論、夜景もすごく綺麗なのでおすすめです!
ブダペストの歴史
ブダペストの歴史は、もともとケルト人の入植地でした。
9世紀にハンガリー人はブダペストになる地域に到着し入植地にしましたが、その後モンゴルによって完全に略奪され破壊されてしまいました。
けれど15世紀にブダペストになる都市が復元され、その都市はハンガリーのルネサンスのヒューマニズムの中心となりました。
その後また戦争が起こり150年程トルコの支配下におかれましたが、18~19世紀の新時代に入ると都市は発展する事ができました。
そして1873年、ブダ、ペスト、オブダが統一され「ブダペスト」という名前の世界都市になりました。
ブダペストは1848~49年のハンガリー革命と独立戦争、1945年のブダペスト包囲戦と1956年のハンガリー動乱など多くの歴史的舞台となっています。
現在はヨーロッパの中でも美しい街として「ドナウの真珠」などと呼ばれ、ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通りは世界遺産に登録されています。
こう歴史を振り返ってみても昔からブダペストは重要な都市であった事がうかがえます。
ブダペストの治安
気になるブダペストの治安ですが、暗い夜道を避ければ昼間は比較的安全で私は特に危険を感じる事はありませんでした。
ですがブダペストで一番被害が多いのはスリや盗難です。
特に公共交通機関、駅、市場など、観光客が頻繁に訪れる場所は注意した方が良さそうです。
万が一の事も考えて基本買い物はカードを利用し、大金は持ち歩かず所持品は常に手から離さないようにしておくのが無難です。
また観光客を狙って一部のレストランやバーは多額請求をして詐欺をする所もあります。被害にあわない為に入店する時は必ずメニューと価格がちゃんと書いてあるか、請求価格は適切かを確認した方が良さそうです。
タクシー運転手の中にも特定のバー、クラブ、レストランと共犯して乗客に手数料を上乗せ請求する詐欺被害もあります。タクシーを利用する時はタクシー会社に直接電話して呼んだ方が安全です。
以上の点を頭に入れて対策しておくだけで被害にあわず、ブダペストでの観光が満喫できるものになりますよ!
ブダペストの観光
ブダペストは数多くの観光地があり、旅行ツアーでも様々なプランがあります。
多く楽しめる場所があるのは嬉しいけど、どこに行こうか本当に迷ってしまったりします。私もかなり迷いました。
代表的な観光スポットと言えば世界遺産は勿論、国会議事堂や中央市場などありますが・・やはり日本人としておすすめしたいのが、ブダペストの温泉です!
ブダペストは数少ない温泉都市で、中でもヨーロッパ最大の温泉と言われるセーチェーニ温泉は有名です。テレビでも特集されていたりします。
日本の温泉と違う所はプールのように広く、入る人全員が水着を着用しています。基本混浴です。
現地でも水着は手に入れられますが、行く時はあらかじめ水着は用意しておくと良いですよ。
お湯の温度は日本の温泉よりかはぬるめで冬は少し肌寒く感じるかもしれませんが、また日本とは違った雰囲気が味わえて楽しめます!
まとめ
「ハンガリーのブダペストの歴史って?治安や観光ってどんな感じ?」
・ハンガリーは中央ヨーロッパにあり、ブダペストはハンガリー最大都市
・ブダペストの歴史は古くから重要都市で、美しい街並みは世界遺産にも登録されている
・ブダペストの治安は比較的安全だが、盗難やレストラン、バーやタクシーでの詐欺には注意が必要
・ブダペストの観光地は多くあるが、中でも温泉がおすすめ
ブダペストでは多くの人が英語が話せるので通じます。
田舎の方になるとハンガリー語が必要になる可能性もありますので、田舎の方に観光に行く際は注意して下さいね。
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