アメリカ留学に興味を持っているけど、「英語の発音が難しくてアメリカ人と英語で話せる自信がない…」なんて思ったことありますか?
私も高校1年生の時、アメリカ留学したいと決めたのはいいものの、英語はテストでは得意だったけど、英語が全然喋れないことに気づきました。
まず英語の発音をよくしようと思い、いろんなやり方を通して発音の練習して、ある程度英語が話せるようになり、自信を持ってアメリカに旅立つことができました!
今はアメリカの大学3年目で、あの時、英語の発音の練習してて本当によかったなって思ってます。そんな私が、アメリカ留学する前に、カタカナ英語からネイティブの発音にする方法を今回はご紹介します!
アメリカ留学する前に英語の発音をよくする方法ー学校の授業を生かす
中学校、高校、大学で英語の授業があって、先生が “Repeat after me”って言った後、あなたは恥ずかしがらず、ちゃんと発音を意識して、その英語を口に出してますか?
英語を口で話さずに、「頭の中で発音はこんな感じ、リスニングでも多分わかる」と思っていたら、それは大間違いです。
「この英単語はみなくても正しく発音できる」まで行くと、ようやくリスニングでもその単語を聞き取ることができるので、正しく英語を発音することは、スピーキング力をあげるだけでなく、リスニング力の改善にも繋がります。
英語の先生の発音をよーく聞いて、最初はマネすることから始めるのが、一番簡単な、英語の発音をよくするやり方です。
学校によっては、英語の教科書や単語帳で、CDがついているものがあると思います。これは、自分でわざわざ英語のCDを買わなくても、ネイティブスピーカーの英語の正しい発音を知れる良いチャンスです!
英単語を覚えるときに、CDを聞いてその単語をCD通りに発音する練習をしてみて、慣れてきたら、教科書の対話文を聞いて、単語→文にしたりするのもおすすめです。単語をただ書くだけでなく、正しく口に出すことによって、発音も正しく覚えて、英単語もより効率よく覚えることができます。
一番良いのが、口に出しながら書くことです。目と耳で覚えることができるからです。私の大好きな英語の先生が言っていたことです♪また、英語のアクセントにも気をつけて発音練習すると、もっと綺麗な英語に近づきます!
↑私が高校生のときに勉強していた、TOEFLの英単語帳です。アクセントは青のマーカーで印をつけてあります。小さくて見にくいかもしれませんが、アクセントがついている文字の上にダッシュ(`)がついています。その部分を強調するように発音するとアクセントをつけることができます。
アメリカ留学前に英語の発音をよくする方法ー発音の仕方を知る
例えば、Thank youはなんて発音しますか?センキュー、それともサンキュー?実はTHはさしすせその音ではありません。
初めは、蛇の鳴き声のような「スー」を息を発しながら、ベロを軽く噛んでください。なんとなくこんな感じ?とわかったら少し練習して感覚を忘れないようにします。
Thank youと言うときはベロを軽く嚙みながら「セ」と軽く発して、ンキューって言えばネイティブっぽいThank youの発音になります。
Rの発音はベロを中に巻き込んで「ア」と声に出すと、それが英語でのRです。Rが入ってる単語を話すときはこれを意識して発音し、Lは「らりるれろ」と同じです。
アメリカ人の中には、RとLの発音ができてないと、あなたの英語を聞き取れない人もたくさんいます。なぜなら、例えばreadとleadはカタカナではどっちも「リード」と書きますが、意味はどっちも違いますし、発音も英語ではRとLで全く異なってきます。
最後にVについて。Vで始まる単語と言ったら”violin“ですよね。カタカナでたまにヴァイオリンって見ますが、私たち日本人が発音するとBのバイオリンになります。
RとL同様、英語ではVとBをしっかり区別して発音することが大事です。Bは「バビブベボ」ですが、Vは上の歯で下唇を噛みながら「ヴー」とやってみるとVの音になりますよ。
アメリカ人で、Victoriaいう名前の人がいます。Vの発音の仕方を知らなくて、Bでビクトリアと呼んでしまったら、一度ならまだしも、何回もビクトリアと呼んでしまうと、相手はムッとしてしまいます。
これからはRとL、VとBをしっかり意識して英語を発音しましょう! これに慣れたら、それはとても大きなステップになります。
また、英語では前の単語の語尾と、次の単語の頭を繋げて話すことが多いです。
例:”Hold on”「ちょっと待ってて」
カタカナでは「ホールド オン」です。でもアメリカ人が発音すると「ホゥルドン」と言っているように聞こえます。
英語では、次の単語の頭が母音(a,i,u,e,o)のとき前の単語の語尾と繋げて読むからです!
例:” Take a break”「休憩して」
カタカナだと、「テイク ア ブレイク」ですが、Takeのkeとaをつなげて、「テイカ」と発音します。この”繋ぎ”を意識すると、カタカナ英語から一気にネイティブに近い英語になりますよ!
さらに、アメリカ英語独特なのが、○○terの発音です。
などがあります。語尾にterがつく単語は「○○ラー」と聞こえることが多いですよね。練習すれば、あなたもこれをマスターできます!
このYouTubeは、有名なちかとも留学のちかさんがwaterの発音の仕方をわかりやすく説明してくれている動画です。私は今はもうwaterを正しく発音できますが、この方法で試しても、確かにwaterってちゃんと発音することができましたので、よかったらご覧ください:)↓
少しレベルが上がりますが、あなたはimportantがアメリカ英語だとどのように発音されるか知っていますか?答えはこのYouTubeにあります。もっと発音がよくなりたいならチェック!↓
アメリカ留学前に英語の発音をよくする方法ー好きなことを生かす
ノートに好きな曲の歌詞を書いて、翻訳した後、何回も聴いたり、ある一文だけ繰り返しリピートしたりして、「なんて言ってるのか」、「この部分はこうやって繋げて発音するんだ」と洋楽から発音を学びました。
教科書とは違って、音楽は速いし、省略されたフレーズや、スラングも歌詞にあるので、教科書のすごくフォーマルな感じから一気にカジュアルな英語を知ることができます。
そして、私はその曲を歌う練習もして、発音練習しました!1日一節歌詞を覚えて歌う練習をしてお風呂で気持ちよく熱唱していました(笑)洋楽が好きな人はぜひ私流のやり方を試してみてください!カラオケでも友達に披露できますよ♪
私の友達に洋画が大好きな人がいて、彼女は洋画の英語を聞いて、英語の発音を練習したそうです。彼女の英語の発音は綺麗なので、「どうやって練習したの?」と聞いたら、洋画のワンシーンを丸々真似をするのをたくさんやって、英語の発音がとてもよくなったそうです。
洋画を見るときに、英語の字幕をオンにしてセリフを紙に書いて、その女優、俳優のセリフ通りにトーンや感情も真似してた、と言っていました。洋画が好きな人はぜひトライしてみてください!
アメリカ留学前に英語の発音をよくする方法ー発音記号を勉強する
画像をみてもらったらわかる通り、いろんな発音記号がありますね。電子辞書には、英単語の横に、このように発音記号が書いてあります。
電子辞書で単語の意味を調べるとき、単語帳をみているとき、この発音記号を見ることも意識してみてください。
全ての発音記号を覚えるのは難しいと思うので、自分が発音しにくい発音記号を覚えたり、頻繁に出てるものだけ、など数をしぼって覚えることもできます。
アメリカ留学前に英語の発音をよくする方法ーノートをとる
RとLの発音の仕方をノートにまとめたり、自分がわからなくて調べた英単語の発音の仕方を自分なりにわかりやすくノートに書いたり、発音のキーポイントをまとめてみたり、発音記号をまとめてみたり。
ノートはこれまでに勉強してきたことがみれるモチベーションにもなりますし、これなんて発音するんだろう、とただ調べて、次の日忘れることはありません。その時だけの記憶ではなく、ちゃんとメモする、この手間が英語の上達に繋がります!自分の頑張っている記録を残してください!
まとめ
どうやって発音勉強しようか、なんとなく考えは固まってきましたか? 大事なポイントをまとめると…
- 学校の授業をフル活用する。授業中は恥ずかしがらずちゃんと発音練習する。教科書や単語帳付属のCDで発音チェック!
- 英単語はどこにアクセントをつけるか知っておくと発音がよくなる!
- THがつく単語は「さしすせそ」+ベロを軽く噛む、Rがつく単語はベロを中に引っ込めて「らりるれろ」。Vがつく単語は下唇を上の歯で軽く噛みながら「ヴァヴィヴヴェヴォ」と意識して発音する。RとL、VとBの区別はしっかりする。
- 参考書ではなくYouTuberの英語の発音動画を活用するのもあり!
- 海外が好きなら洋楽や洋画などから発音を学ぶと、楽しく勉強できる
- 発音記号を意識すると発音がよくなる!
- ただ調べたり見るだけじゃ絶対覚えないし上達しない。発音の練習したら、自分の言葉でわかりやすいようにノートにまとめながら書いて記憶する+モチベーションアップ
YouTuberのKEMIOさんなど、アメリカに留学する前は全く英語が話せなかったけど、留学してから劇的に英語が話せるようになる人もいます。
しかし人によっては、留学初日から英語がわからなくて呆然、愕然、不安、ホームシックになり、挫折する人もいます。
もし不安ならば今のうちに英語の発音の練習を始めたほうが、留学先に行っても、あとはスピーキングとリスニングを極めればいいだけなので、楽かもしれません。
また、留学する前に発音の勉強をすることは、あなたの英語のボキャブラリー量を増やすこともできますし、スピーキング、リスニングの練習にもなります。
留学してからは、最初はきっと新しい環境に慣れようとしたり、友達を作りたかったり、学校の授業について行くのが必死で、自分の英語の勉強ができないかもしれません! 余裕があるうちにやっておくのをお勧めします。
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