一度は憧れるアメリカ留学。アメリカで勉強する+アメリカの大学生の生活はどんななんだろう?と気になったことはありませんか?
私も高校生の時は想像だけでアメリカ留学生の大学生活を描いていました。でも、今私はアメリカにいてあの頃の想像とは全く違った生活をしています。がっかりしたこと、新しい発見、来てよかったと思うこと、いろんな思いがつまるアメリカ大学留学のリアル生活を知りたくありませんか?
アメリカ大学生の食生活、ファッション、パーティー、バイト、交通手段、安全面などなど、現役留学生でアメリカに住んで3年目の私が、勉強を支える「アメリカ大学生の生活」をあなたに紹介します!
アメリカ大学生の食生活 ①自炊
そこまで田舎でない限り、学校の周りには何かしらグローサリーストア(スーパー)があります。学校からバスが出ているし、歩いていける距離だったりします。
基本は1人分のご飯しか作らないと思うので、お肉や野菜は冷凍でたくさん入っているのがおすすめです。冷凍サーモンやエビも売っています。また、日本のスーパーのように、新鮮な肉を量(グラムではなくパウンド)を決めて買うこともできます。賢く考えて買い物しましょう。
また最近は、ほとんどのグローサリーストアは袋が有料なのでエコバックが必須です。もちろんアメリカのグローサリーストアなので、日本食はほとんどありませんが、醤油、インスタントラーメン、豆腐、米くらいならどこのストアでもほぼ売ってます。
また英語表記が違うだけで片栗粉は「コンスターチ」って書いてあって売っていたり、コンソメや鶏ガラスープの元も「チキンブイヨン」という商品で代用できるので日本食も工夫すればちゃんと食べれますよ!
ロサンゼルスや、シアトルなど割と栄えてて都市に住んでいる人や、アジア系移民が多く住んでいる町では、日本食も手に入りやすいです。
シアトルだとH-MartやUwajimaya、ロサンゼルスだとNijimayaやRanch99などでたくさん日本輸入品が売っています!本当に日本のスーパーくらい品揃えもいいのでホームシックの時に行ったら絶対興奮しますよ。
また、アジアンマーケットは他のアジアの国の食べ物も売られているので、韓国のインスタント麺や、中国の有名ブランドのソースなど、日本ではあまり見れない輸入品もアジアンマーケットには売っているので料理のレパートリーも増えて作るのが楽しくなります。
遠くてもバスや電車で行くことも可能なので、「アメリカにきたら日本食は作れない」と思っている方はどうぞ安心してください^^
アメリカ大学生の食生活 ②外食
マクドナルドなどのファストフード店やスターバックスなどのカフェでない限り、レストランに行くとチップを払わなくてはいけないし、アメリカは物価が高いので、外食は高めです。ファストフードも安いと思ったらセットで8ドル(約900円)など、意外と高め…
でもアメリカは移民の国。たくさんの外国料理が楽しめます。日本にいる時は本当に中国料理だったらチャーハンとか、韓国料理だったらビビンバ、など王道の外国料理しか食べたことがありませんでしたが、他の国から来た留学生の友達の影響もあり、アメリカで生活して食の幅が本当に広がりました。
ベトナム料理、タイ料理を食べたり、メキシコ料理、香港料理を食べたり、いろんな食べ物に挑戦できますよ。
ちなみに日本食は他のアジア系レストランに比べて値段が高めです。寿司は高級品と思われているし、ラーメンも一品でそこまで量も多くないのに13ドル(約1400円)くらい余裕でします。
また、アメリカのレストランでは量が多めの品が多いので、お持ち帰りすることができます。日本ではできないらしいですが、アメリカではどこのお店もお持ち帰り用のボックスがあるので、ある程度残して次の日の昼ごはんにしたりすることもできます。
学校にもカフェテリアがあって、大学生もそこで食事できますが、値段が割と高めです。よく大学内にあるカフェのジュースやコーヒーを手にする人を見るので、飲み物くらいなら学校で買うのもおすすめです。
また、日本の若者が好きなタピオカもアメリカの大学生の間で流行っています。アメリカではタピオカは「ボバティー」、または「バブルティー」と言います。
田舎ではあまり見ることはできないかもしれませんが、ダウンタウンやアジアン系レストランにも売っていることがあるので自分の学校の近くにあるか探してみてください。日本よりかなり安く売っているのでお得です!
アメリカ生活での大学生の私服
基本みんなシンプルだと思います。でもそれは州、地域によって異なるかもしれません。私はワシントン州に住んでいたことがあり、今はカリフォルニア州に住んでいます。
ワシントン州ではTシャツとジーンズの人が男女ともに多かったです。カレッジが田舎にあった、ということもあるかもしれませんが、基本的にみんなファッションに気を使っていなくて、逆に小綺麗なワンピースやスカートを履いていると目立つくらいでした。
ある友達がスカートをたまたま着ていたら、その人の友達に「今日何かあるの?」と聞かれたらしいです(笑)
また、冬になると、ワシントン州も日本と同じくらい寒いですが、大学に半袖Tシャツにジーンズで来てる男性をかなり見ます。車の中や校舎内は暖房がきいていて暖かいかもしれませんが、いつも「うわー寒そう」って思ってチラ見しちゃいます。(笑)
一方、カリフォルニア州では女性は肌を見せるセクシーな服を着ている人が多いし、男性もオシャレな人が多めです!肌が小麦肌の人が多くてさすがカリフォルニアって感じです。
短パンやキャミソールがよく似合いますし、女子はアジア人でも化粧バッチリでまつげもつけまつげでバサバサ。私の大学ではすれ違う男女みんなオシャレに見えるので、最近は自分も「オシャレしなきゃ、、」と思い始めました(笑)
アメリカの大学あるある、大学のTシャツ、スウェットシャツを着る人も多いですが、みんな短パンにインして着たり、オシャレに着こなしています。かなり前から流行っていますが、よくアメリカで見るのが、レギンスをズボンとして履いている女性です。
日本ではスカートの下に履くものだという認識が多いですが、アメリカではヒップのラインを強調してセクシーに見せたい人もいれば、はき心地がいいし、ズボンと違ってお腹の締め付けがないので普段着として履いている人なども多くいます。
元々はジムで履くヨガパンツがスポーティなファッションとして取り入れられましたが、今はアメリカ人の大学生はもちろん他の留学生などもみんなレギンスを持っています。
こちらのユーチューブはアメリカの大学生はどんな私服をいつも着ているのか紹介しています。インタビュー形式で会話が全部英語です。(字幕ついてます)英語のリスニングの勉強にも使えるので、ぜひ見てみてください!↓
また、洋服を買う時はブラックフライデーに買うのがおすすめです!ブラックフライデーは11月の下旬のサンクスギヴィングデーの次の日の金曜日にあり、どこのお店も大セールを行うので、この日に一気に欲しいものを買うのがお得です!お買い物大セールの日、っていうイメージです。
アメリカでは大学生生活中にパーティーはたくさんあるの?
私はハロウィンの日にアメリカ人のルームメイトたちと何人かの友達も呼ばれて、ハロウィンパーティーをしました。
ルームメイトの子が部屋を飾ったり、コスプレしたりして張り切ってました。ハロウィン風な真っ赤なジュースを作ってお酒を混ぜたり、お菓子を並べたり、色々凝っていてすごいなって感じです。
一番びっくりしたのが、ルームメイトが霧ミストを買っていて、電気を消すと、霧をだす容器が光って、ハロウィンぽい雰囲気を演出したり、血のりでシャワールームの壁に「HELP」と指で書いていて、ホラーハウス的な雰囲気があって、「本格的だなー」って関心しました。
基本アメリカのパーティーはカードゲームをして負けた人がウォッカなどのショットを飲んで楽しみます。アメリカ版の人狼や、ポーカー、トランプを使うゲームなど、色々な種類のカードゲームがあって、大人数でやると盛り上がってとっても楽しいですよ。
最近はアメリカでも任天堂スイッチも流行ってます。デリバリーでピザやチキンウィングを頼んだりして、お酒なしのパーティーではその後にボーリングに行ったりしてみんな楽しみます。
アメリカではお酒は21歳からで必ずID(身分証明書)を見せなければなりません。また、アメリカでは日本と違って美味しいお酒があんまりないです。フルーツ系ものやほろ酔いできるお酒はあんまり見かけないので、べろんべろんに酔わないように気をつけてくださいね。
アメリカ大学生は留学中バイトで生活費稼げる?
基本的に、アメリカのカレッジ、大学に行く人はインターンシップ、または大学を卒業すると1年間(理系の選考は3年間)仕事できるOPT以外は大学のキャンパス内でしかバイトができません。(理系の選考は3年間)
私は一学期だけ学校のキャンパスでジムの受付のバイトをしたことがあります。生徒の学生証をスキャンしたり、質問に答えるくらいの簡単な仕事でした。
学校内のバイトなので、授業のスケジュールに合わせながらシフトを入れることができて融通がきくし、仕事しながら宿題をしたり勉強できたので、お金をもらえて、勉強も捗って一石二鳥でした。
アメリカの銀行口座を開設して、そこにお金を振り込んでもらいます。そのバイトの時給が約1300円と高めで毎日3時間働いていたので結構たまりました。
また、バイトの友達とご飯を食べに行ったり、ジムなのでボクシングを一緒にしたりして楽しい思い出ばかりです。
アメリカの大学生生活での交通手段
自分の学校の周りがかなり都市部だったりダウンタウン近くなら、ショッピングモールやグローサリーストア、カフェなど歩いていける距離なので、車がなくても生活が不便だと感じることはないでしょう。
でも、たいていはそんなにラッキーなことはありません。ほとんどの留学生はバスなどを使って一番近いグローサリーストアやダウンタウンに行ったりしなくてはならないし、ショッピングモールはバスで1時間なども普通です。
アメリカではバスはたくさんありますが、日本の関東や関西のようにまだ電車や地下鉄が発達していないので、遠くに遊びに行きたくてもかなり時間がかかるし、また、バスの本数が1時間に1本のルートがあったりするのでとても不便です。
車を持っていると本当に生活が楽になるし、いろんなところにも行けて楽しくなると思います。
交通手段がバスだと、食べ物を買いに行くときに重すぎても持てないので1ヶ月に2、3回買い物に行かなくてはなりませんが、車を持っていると、買い物が月一回で済ませることができるし、週末に友達といろんなところに遊びに行けます。
日本だとかなり交通の便が良いし、駅周りになんでも揃ってあるし困りませんよね。でもアメリカは広いので車がないと本当に不便に感じることが多いです。
アメリカの大学生生活での安全面
アメリカの大学には警備員が大学内を巡回していて、早朝でも深夜でも、ストーカーや痴漢など、危険に思ったら学校のセキュリティー(警備)に電話することもできますし、頼めば一緒に寮までついて行ってもらえます。
学校内での痴漢などの事件があった時は、大学からメールが来たり、学校によっては訓練が行われたりすることもあります。なのでアメリカは日本より危険が多い分、国民全員がちゃんと危機感を持っている感じですね。
私が前にいたカレッジで、「銃を持った人がキャンパス内にいる」との通報があって、2~3時間くらい寮から出るのが禁止になったり、授業があった人は、机と椅子をドアに寄せて誰も入って来れないようにして、みんなで端によって数時間待っていた、ということが一回ありました。
誰も撃たれたりはしませんでしたが、初めてだし、「学校なのにこんなことあるんだ」と恐ろしく思いました。また、アメリカで生活するにおいて気をつけて欲しいことはホームレスです。
日本では河川敷など人目につかない所にホームレスは住んでいますが、アメリカでは都市部の、人が多い大通りなど、物乞いをするために栄えている場所に多く見ます。
また、都市や大通りじゃなくても、バス停の近くでうろうろしていたり、高速道路の下、歩道が広い場所に住んでいるのでアメリカで生活していれば必ず目につきます。
グローサリーストアの前や人がたくさんくる場所のバス停付近、駐車場にホームレスが日中でもよくいるので、「○ドル持ってる?」「これ買ってくれない?」「食べ物、飲み物ちょうだい」と話しかけられます。たまに交通機関に乗ってくるホームレスもいますし、彼らは駅にもよくいます。
なので自分の荷物は自分で管理しましょう。見知らぬ人に荷物を見ておくように頼む人もいますが、その人やホームレスが盗んでしまうかもしれません。トイレに行く時は荷物を持ち込んだり、または友達に頼みましょう。
また、夜は特に1人で散歩などに出歩くのは危険なので、日本と違ってアメリカは治安がそこまでよくない、と思ってください。なるべく自分を危険から遠ざけるのはアメリカ生活にとって常識でとっても大事です。
脅かすようなことを言ってしまいましたが、アメリカの大学の周辺に住んでいて、夜に出なければ(車なら安全)、そこまでホームレスに出会うことはありませんし、危険もありません。
アメリカの大学には警備員が巡回していてホームレスはいないので安心してください。何かあったらすぐセキュリティーに電話しましょう。
まとめ
今回の「アメリカ留学したい人必見!アメリカの大学生の生活ってこんな感じ」をまとめると
①アメリカではグローサリーストア(スーパー)を利用して自炊ができ、日本食が売っている店もあるので日本料理も作れる
②アメリカでの外食は高めだが、いろんな国籍料理が楽しめる
③アメリカ大学生の私服はオシャレな大学生が多い大学もあれば、Tシャツにズボンのシンプルな格好の大学生が多い大学もある
④アメリカ大学生活中はホームパーティーが多く基本カードゲームなどをしてお酒を飲んで楽しむが、美味しいお酒はアメリカにあまりない
⑤アメリカ留学中にバイトで稼ぎたい場合はカレッジ、大学生なら大学内でバイトができる
⑥アメリカでの交通手段はバスや電車もあるが、車を持っているととても便利
⑦アメリカでは治安がそこまで良くない為、ホームレスに気を付けたり夜は出歩かないようにする
いかがでしたか?アメリカで生活するにあたって私たち大学生の生活を知ってもらえたでしょうか。行くまでは想像でしかないリアルなアメリカ生活はこんな感じです。アメリカの大学、カレッジなどに通いたい方はぜひ参考にしてみてください!
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